「犬吸い」という言葉はご存じですか?
では、猫吸い、という言葉があるのはご存知でしょうか。
飼い主が猫ちゃんのお腹に顔をうずめ、めいっぱい飼い猫のニオイを嗅ぐ行為で、一時期SNSなどで話題になったそうです。
犬吸いはこの犬バージョンです。
ご多分に洩れず、僕は犬吸い中毒患者ですw
吸っているのは主に耳の付け根の辺りです。
これは人によって吸う場所が違います。
首筋派、お腹派、中にはお尻のニオイを嗅ぐのが好きな方もいらっしゃいます。
では、一体何のニオイがするのか。一言で言ってしまえばケモノのニオイです。
トリミング後はシャンプーのニオイしかしないので全然物足りません。
むしろ香料を含んでいないシャンプーで洗ってあげて欲しいのですが、どこも香料を含んだシャンプーを使うので難しい注文なのかも知れません。
トリミングから3日ほど経つと本来のニオイがし始めるので、待ってましたと言わんばかりに吸います。
さて、この「犬吸い」についての効果、注意すべき点について書いていきます。
犬吸いの効果
犬吸いの効果は絶大です。
何と言っても飼い主のストレスを大幅に軽減する効果があります。
仕事で疲労困憊になって、明日もまだ仕事か~、なんて憂鬱な気持ちを一瞬で切り替えてくれる効果が確認されています。(自社調べ(笑))
また、ワンちゃんとのコミュニケーションが取れます。
おもちゃで遊んだり、話し掛けたりするのもコミュニケーションの一つですが、触れ合うのももちろんコミュニケーションです。
長時間道を歩いての散歩帰りなら太陽のニオイがします。公園で遊んだ帰りなら草のニオイがします。
ワンちゃんの状態が分かるのも犬吸いの効果ですね。
いつもと違う嗅いだことのないニオイがしたら、何か病気の兆候かも知れません。
そんなときはワンちゃんの体調に変化がないかつぶさにチェックしましょう。
犬吸いの注意点
ワンちゃんは毎日お風呂に入って清潔な状態を保っているわけではありません。
散歩に出れば草の上で寝転んだり、他のワンちゃんのフンの上で転がってニオイを付けたりします。何を拾って食べているかも分かりません。
過度な犬吸いによって、雑菌をもらってしまう可能性があります。
抵抗力がない子供や老人はそれが病気の原因になるかも知れません。
ワンちゃんはいつでも犬吸いウェルカムの状態ではありません。
一人でそっと寝ていたいときに、飼い主の都合で吸われたら迷惑な場合もあります。
あくまでもコミュニケーションの一つなので、吸いたい衝動に駆られたとしても我慢をしましょう。
結論
はっきり言います。
ワンちゃんはお吸い物です(笑)
僕は寝る前にお吸い物をお腹いっぱい味わってから布団に入ります。
シャワーを浴びて体をきれいにして、日々のストレス(ほとんどありませんがw)を犬吸いによって解消してから寝るのがルーティーンです。
みなさんもぜひ、愛犬に嫌われない程度に犬吸いしましょう!