犬は準肉食のため、基本的には肉をよく食べますが、草を食べることもあります。
先日、愛犬なつき君が朝一で吐き下し、体調が悪かったせいか朝ごはんも昼ごはんも食べませんでした。
その日の夕方、なつきママが散歩に行ったとき、おもむろになつき君が草を食べ始めたところの様子を動画に収めてくれました。
犬が草を食べる理由は?
犬が草を食べる原因は色々あるようです。
主な原因は以下の3つが考えられます。
胃のムカつきを抑えるため
犬は草を食べて吐くことで、体の不調をすっきりさせる本能があるようです。
食物繊維を摂取し、吐くことで体調を元の状態に戻すそうですが、親から教わってもいないのに自分でできるってすごいですよね。
人間でも鉄分が足りないから鉄分多めの食べ物を食べたくなるなんてことがありますが、現代では添加物が多すぎて、そういった体の声を聞く能力がどんどんなくなっているような気がするのは僕だけでしょうか。
ストレスが溜まっているため
一心不乱に草を食べまくる行為が見られたら要注意です。
それは上で示したような体調云々が原因ではなく、ストレスによるものかも知れません。
遊びが足りていないか、飼い主とのコミュニケーションが上手に取れていないかなど、精神的な原因を解決してあげる必要があります。
遊びで食べる
遊びで食べてみたら、食べたときの音が面白そうだったとか、食感が良かったなどの理由で、体は必要としていないのに食べてしまう、そんなこともあるようです。
要は暇つぶしのようなイメージですが、草を食べることはリスクもあるため、食べる理由がなければ止めさせた方が良いですね。
犬が草を食べるのは大丈夫?
絶対食べてはいけないわけではありませんが、食べないに越したことはないでしょう。
自宅の庭ならともかく、田んぼや畑の周りには除草剤や農薬が撒かれていることもありますし、公園などもそういった薬品が撒かれている可能性があります。(公共施設の場合、散布されたら注意書きが掲示されると思います。)
また、草にはダニ等の小さな虫が潜んでいることもあるため、諸々を考慮して控えた方が良さそうです。
食べてはいけない草
ユリ科の植物、朝顔、アジサイ、ヒガンバナ(ネギ科)は愛犬が食べないように注意が必要です。
消化器症状、神経症状など、食べた植物に応じた中毒症状が出るようです。
本来、犬は植物を食べないため、本能的にそういった毒性のある植物は避けるのですが、万が一ということを考えると、これらの植物がある近くには行かない方が無難ですね。
草を食べることについてのまとめ
今回、なつき君が一心不乱に草を食べる姿を見て、誰が教えたワケでもないのに、自分にとって必要なものを摂取する能力が備わっていると感じました。
今まで体調が悪く、吐くことはありましたが、草を食べることはありませんでした。
次の朝、なつき君と散歩に出かけたところ、やはり同じような草を食べてましたが、それ以降は体調が回復したのか草を食べなくなりました。
そもそも、元々食べていなかった草を急に食べるようになるのには、何かしらの原因があります。
それが体調によるものなのか、精神的な何かによるものなのかを私たち飼い主は注視する必要があります。
1月も中旬になってしまいましたが、Canvaで作成した2023年1月のなつき君カレンダーを作成しましたので、アイキャッチに使いましたw
ではまた~^ ^