動物病院-良い病院、悪い病院の見分け方-

病院

家族となった愛犬は常に元気で健康でいて欲しいと願うのはどの飼い主も同じかと思います。

人間もそうですが、何かの拍子で怪我をしてしまったり、具合が悪くなってしまうものです。

そんなときにお世話になるのが病院です。

今回は良い病院、悪い(良くない)病院について書いていきたいと思います。

可愛い愛犬の具合が悪い。何か病気になってしまったのではないか、そう思ったとき、まずは病院を探しますよね。

昔では分厚い電話帳を引っ張り出して、近くの病院を探したものですが、今はスマホがあればどこに病院があるのか分かるだけではなく、レビューを見ることもできます。

5段階評価で星をいくつ獲得しているかは病院を選定する上では重要な要素になっています。

お住まいの地域によってレビューの数が違うため、星の数がすくなかったとしても、一部の低評価によってそれが大きく影響していることも少なくありません。

そのレビューがあたかも来院者の総意であるかのような錯覚を受けてしまうこともありますが、その病院の何がマイナス評価に繋がっているのかを精査することも大事です。

先生の対応が良くなかったのか、補助者の態度が良くなかったのか、ひょっとしたら立地が良くなかったり、外観の印象が低評価だった、そんなケースもあります。

今回のお品書き♪

良い動物病院の特徴

私が判断する良い動物病院は以下の2点です。

1・先生が動物好きであること

2・やたらと注射を打たないこと

先生が動物好きであること

動物が好きじゃない動物病院の先生っているの?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

基本的には動物が好きなのでしょうが、「この先生、そんなに動物好きじゃないでしょ?」って思えるような先生もいます。

やたらと注射を打たないこと

人間も同じですが、生き物には自己免疫機能が備わっています。
よほどの病気でなければ正しい食事、正しい生活を送れば自然に回復します。

過度な予防や注射の接種は自己免疫を阻害する可能性があります。

ただし、幼少期は糖分が足らず低血糖症になるワンちゃんがいます。
生後3ヶ月程度のワンちゃんは低血糖になる例をYouTubeでもよく見られ、特にチワワやトイプードルなど小型犬の子犬に多く見られる印象です。
この原因は肝臓の糖を貯蔵する機能が不十分であることだそうです。空腹や体の冷えなどによって生じやすいので、食事を小分けにして与えたり、室温に注意するなどの方法で予防できますが、重度の感染症、先天性の肝臓の病気が原因となる場合もあるため、低血糖が続く場合は病院へ行きましょう。

我が家の愛犬は今まで何度か動物病院へ行って、診てもらいましたが、本当に今すぐの治療が必要かどうかは「食欲の有無」「便の調子」での判断が多い印象です。

呼吸が荒い、既にぐったりしている等はすぐさま診てもらった方が良いのは言うまでもありませんが、少し食欲がなさそう、少しお腹を壊している、程度なら僕は病院へ連れて行きません。

ある程度大きくなれば、1日くらい何も食べなくても問題ないと思っています。

人間も同じではないでしょうか。

朝から食欲がない、なんてことはありますよね?

悪い動物病院の特徴

具合が悪くなるとすぐに注射を打つ動物病院があります。これは判断が分かれるところではありますが、僕はすぐに注射を打つ動物病院とは少し距離を置くようにしています。

近所にいるワンちゃんは飼い主に愛されていないせいか、いつしかストレスで股間を嘗め回すようになり、しかも食欲もなくなってきているとかで病院へ行きました。

症状を聞いた先生は注射を2本ほど打ち、薬を処方しましたが、数日経っても改善が見られず、再度病院へ行き、同じように2本の注射を打たれて薬をもらって帰りました。

また、その病院はやたらとロイヤルカナンを勧めます。

ロイヤルカナン信者を増やしたいのか、最初は無料で配ります。
食いつきが良ければ、次回以降は診察時に購入できる便利な仕組みを構築していますが、何かとロイヤルカナンを推してきますw

とあるドッグトレーナーは、獣医はペットフードについて何も知らないと言っていました。

これはあながち間違いではないと思います。

動物の体のことについては熟知しているのでしょうが、ペットフードに何が含まれているのか、推奨されない要素が含まれていないかどうか、について詳しく調べていないのではないでしょうか。

一度ドッグフードの成分表をご覧ください。

ひょっとして愛犬に与えているドッグフードにこんな着色料が含まれていませんか?

「青色2号」「赤色3号」「赤色40号」「赤色102号」「赤色105号」

これらは石油製品を化学合成して生成される物質で、「タール色素」と呼ばれるものです。

なぜこれらの物質が使用されているのか。その答えは明白です。

自然由来の天然色素とは異なり、合成された色素は熱を加えても退色しにくく、長期間鮮やかな色を保つことができることに加え、安価なことが挙げられます。

これらの色素は加工食品や口紅、ファンデーションに使用されますし、もちろんドッグフードにも使用されます。

関連記事:愛犬に最適なドッグフードは?

考えてみてください。

ワンちゃんは色で食べる、食べないを判断しますか?

ドッグフードに鮮やかな色がついているから食べる、逆に色味が地味だから食べない、なんていうことはないはずです。

パッケージに掲載されている写真が映えているから飼い主が買う。それを愛犬に与える。

それは愛犬にとって良いことかどうかは一目瞭然です。

人間の食べ物も農薬が、とか、遺伝子組み換えが、なんて言っている中で、ドッグフードがそれ以上に気を遣った素材であることは考えにくいですよね。

事実、上に挙げた着色料は日本以外で使用が禁止されているものもあります。

まとめ

愛犬の具合が悪い。だからすぐさま病院へ連れて行く。これは愛犬に対する愛ではないような気がします。

飼い主とのコミュニケーションが上手く取れず、それでストレスを抱えて具合が悪くなるワンちゃんもいます。

いつも愛犬を気にかけ、具合が悪そうならここ最近食べたものは何だったのか、散歩中に何かなかったか、その根本にある原因を探り、その原因を排除してあげることで回復に繋がるかも知れません。

ワンちゃんも大切な家族です。

ワンちゃんは店に並ぶドッグフードを選んで買うことも、面白そうなおもちゃをネットで注文することもできません

飼い主が選んだものを与えられるのを待つことしかできない存在です。

大切なワンちゃんがいつまでも健康でいられるように心身ともにフォローしてあげましょうね。

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