トイプードルの毛色について以前ご紹介しましたが、その毛色について知らない人から見たら、シルバーではなくグレーと表現するかも知れません。
「シルバー=銀色」ですけど、実際にシルバーの毛色が銀色に光っているわけではありませんからねw
では、なぜグレーではなくシルバーとして分類されているのかご紹介します。
この子の色は「シルバー?」それとも「グレー?」
実際、トイプードルの中には「グレー」と言われる毛色の子も存在します。
それぞれ、ホワイトとブラックの遺伝子を受け継いだ子が、その中間色として存在し、最初は黒っぽい色、やがて濃いグレー、グレー、シルバーの順に色が抜けていきます。
そのため「グレー」の毛色の子は「黒」と「シルバー」の中間と言えますが、はっきり「グレー」と「シルバー」を区別するのは難しいのではないかと思います。
ましてや生まれたばかりの子を、将来グレーになる、シルバーになると決めるのも同じように難しいのではないでしょうか。
血統書で「シルバー」と登録することが可能だそうなので、「グレー」と登録するよりも希少性の高い「シルバー」と登録した方が目を引くような気がしています。
僕がブリーダーだったら間違いなく「シルバー」で登録しますねw
現在のなつき君は頭部はブラック、鼻の辺りはシルバー、口元はブラウン、体はグレー、手足はシルバー、足先はブラックですねw
耳の内側の毛はきれいなシルバーです^ ^
口元のブラウンはおじいちゃんから受け継いだ色です。
血統書をたどっていくと、何世代か前はブラック、ホワイトでしたw
そこにブラウンが混じったりしています。
退色の原因は?
色の退色は様々な要素が原因らしいです。
一番分かりやすいのは加齢ですが、トイプードルは生後数か月から半年で退色が始まります。
となると、一概に加齢が原因とも言えなさそうです。
その他の原因としては、ストレスや食生活だそうです。
確かに、加齢以外でしたら普段の生活が一番影響を与えそうな気もします。
ワンちゃんの毛の色は変わらないものだ、と思っていた飼い主さんからするとビックリしますよね。
また、レッドの子はアプリコットと間違われるくらい退色することもあります。
先日、公園で会ったレッドのトイプードルは、かなり退色が進んでいました。
一見アプリコットだったのですが、10歳という年齢を聞いたので、「色はレッドですか?」と尋ねたところ、「レッドです^ ^ 年々色が薄くなって、アプリコットになっちゃいましたw」とおっしゃっていました。
退色すらかわいい
シルバーの子を迎えたのだから早くきれいなシルバーになって欲しい。
そんな飼い主さんは多くいらっしゃるかと思います。
僕もその一人でした。
今はどうかと聞かれれば、このままでも良いですし、完全に白っぽくなってしまっても良いです。
逆に、レッドとして迎えたのだから、ずっとレッドでいてほしい。
そんな飼い主さんもいらっしゃるでしょう。
退色は、迎えてくれた飼い主さんが飽きないように、愛犬が見せる一面だと思えば、余計にかわいくなりませんか?w
と、いうことで「でかプーなつき」はグレーでもシルバーでもどちらでも良いお話しでしたw
ではまた~(@^^)/