突然ですが、トイプードルの爪切りってどうしてますか?
実は、我が家のトイプードルなつき君は、歯磨きもお風呂も許してくれますが、苦手なものが一つだけあります。
過去記事はこちらです^ ^トイプードルと歯磨きとママ
それは「爪切り」です(ФωФ)
なつき君を迎えて2年以上経ちますが、爪切りだけは我が家でやったことがありません。
これだけはトリミングサロンにお任せした方が無難だろうと思っているのが理由なのですが、下手に爪切りをしてケガをさせてしまわないかと躊躇している間に日にちが経ってしまいました(;・∀・)
犬の爪切りって必要なの?
当然ですが、犬も爪が伸びます。
爪が伸びることによって、犬によっては巻き爪になりますので放置すればケガや足に悪影響を及ぼす可能性が出てきます。
そのため、定期的に爪の状態をチェックして、伸びていれば爪切りをする必要があります。
犬の健康:犬の爪が長すぎることで、歩行時のバランスが崩れ、関節痛や足の損傷などの健康上の問題が生じることがあります。
家具や家電への損傷:犬の爪が長すぎると、家具や家電に傷を付けることがあります。
犬の行動:犬の爪が長すぎると、犬の行動に影響を与え、不快な状況が生じることがあります。
どうして犬は爪を切るのを嫌がるの?
犬が爪を切られるのが嫌なのは、爪の中央にある血管を含む組織があり、爪を切り過ぎたことによる痛みや、爪切りそのものの不快感が原因です。
爪の中には血管や神経が通っており、爪を切って組織が傷つくと痛みを感じることがあります。
また、犬が爪を切られるのを嫌がることもある原因として、過去に不快な経験があったり、痛い経験をしたことがある、あるいはトリマーさんの手触りや動きが怖い、または周囲の環境に対しての不安などが挙げられます。
そのため、犬の爪を切る際は、犬がリラックスしている環境を作り、慣れているトリマーさんにお願いするなど、犬にとってストレスのない環境を作ることが大切です。
犬の足の指って何本あるの?
意外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、犬の指の数は基本的に前5本、後ろ4本です。
人間と同じ、5本ずつと思われた方もいらっしゃるかと思いますし、肉球スタンプに描かれているのは4本指なので、前も後ろも4本だと思っていた方もいらっしゃるかと思います。
では、なぜ前と後ろで指の数が違うのでしょうか。
それは、狼爪(ろうそう)があるかどうか、です。
狼爪(ろうそう)って何?
ワンちゃんの前足を触ると、やや脛に向かったあたりに爪のようなものがあることに気付くはずです。
それが狼爪と呼ばれるものです。
“狼爪”は犬の親指のことです。
地面に接しない位置にあるため、他の爪のようにすり減ることはありません。
そのため爪が長く伸び続けます。そのため、狼爪を切らないと、爪が地面に引っかかり、歩きにくくなったり、足の指が傷んだりすることがあります。狼爪を定期的に切ることで、狼が歩きやすい足の状態を維持することができます。
基本的に後ろの指は4本ですが、これは狼爪が退化したことによるそうです。
グレートピレニーズは骨の構造上、足の指は5本あるようです。
犬専用の爪切りって必要?
これも犬種や運動量によって様々かと思いますが、我が家の場合、犬専用の爪切りは要らないというのが結論です
以前、なつき君が体調を崩した際、病院でついでに狼爪を切ってもらったことがありましたが、人間用の爪切りでしたww
特に犬専用の爪切りは要らないと言われたのと、なつき君は運動量が多いため、他の爪に関しては爪を切らなくても平気だそうです。
ただ、狼爪は伸びると曲がってくるため、曲がる前に定期的に切ってあげてと言われました。
犬に爪を切らせてもらうには?
我が家が爪切りをしていないのに、どう切らせてもらったら良いかを語るのは少々疑問がありますが、歯磨き同様「慣れ」だと考えています。
ドッグトレーナーさんが歯磨きを慣れさせるために何をするかと言うと、触って欲しくない歯の辺りを、遊んでいる最中やスキンシップを取っている際に「触って慣れさせる」ことだそうです。
普段、歯の辺りに飼い主さんの手が触れることがないのに、歯磨きのときに急に触られれば嫌になりますよねw
実際我が家でも毎日の歯磨きは慣れてもらうのに時間がかかりました。
最初は触られるのもすごく嫌がってましたし、その上歯ブラシが口の中に入ってくるなんて、犬にしてみたら嫌なことこの上ないですよねw
爪を切るのも、普段から手や爪を触られるのに抵抗がなくなって、爪切りに爪が触れることに慣れてもらって、そこから少しずつ爪を切るのが良いのではないかと思います。
あと、嫌なことを我慢した後はご褒美をあげると効果的です。
爪切りも愛犬のお手入れには欠かせない要素です。
我が家もいつかは自宅で爪切りをしてあげたいと思います^ ^
外部リンク獣医師が教える!犬の爪切りの方法とコツ