トイプードルのカットについて
トイプードは毛が多くふわふわのため、飼い主的に色んなカットが楽しめるのも魅力の1つです。
お散歩で出会うトイプードルも飼い主さんの好みで色んなカットをしています。
我が家の愛犬は、家に迎えた当初は頭をピーナッツカットにしていましたが、1歳半になる頃からアフロカットへ変更しました。
さて、トイプードルにはどんなカットがあるのでしょうか。
今回はその歴史的な部分にも触れながら、トイプードルのカットについて書いていきます。
トイプードルのカットの歴史
コンチネンタル・クリップ
もっとも歴史が古いのは「コンチネンタル・クリップ」というスタイルだそうです。
今や犬種の中で圧倒的な人気を誇るトイプードルですが、その昔、トイプードルと言えばこのカットを思い起す人が多いのではないでしょうか。
顔と腰回りに短く剃りこみを入れ、胸と手足の被毛は丸く残す、というこのスタイルは、プードルの代表的なカットの1つですね。
今でこそ愛玩犬として愛されているプードルですが、もともとは水猟犬として活躍していた犬種です。
水の抵抗が少ないカットは、この時代のプードルにとって欠かすことのできないスタイルだったようです。
テディベアカット
定番だったコンチネンタル・クリップの歴史を変えたのは、テディベアカットの登場でした。
2003年に今まで常識となっていたプードルのカットとまったく違う「テディベアカット」が世界中で大ブームになったのです。
東京・目黒のペットショップ『DogMan』で代表を務める江頭重知氏が考案したテディベアカットが米国を始めとして、世界中で愛されるカットになったそうです。
コンチネンタル・クリップは独特のカットのため、好みが分かれるところではありますが、トイプードル=コンチネンタル・クリップというところで、トイプードル自体を敬遠される部分もあったと推測します。
ところがテディベアカットの登場により、万人に愛されるカットを搭載したトイプードルへと昇華し、それによりトイプードルの魅力である毛が抜けにくい、賢い、飼いやすさが見直され、人気ナンバーワンの地位を築いたのではないかと思います。
ピーナッツカット(ムスタッシュ)
頭部をあたかも”ピーナッツ”のように仕上げるカットです。
殻付きピーナッツの8の字を連想させるようなイメージはトイプードルのカットの中でも人気を博しています。
鼻の部分をモコモコさせることによって、愛くるしさが倍増し、たちまち街中の人気者になれます。
なつき君も長い間このカットにしていましたが、今から思えば現在のアフロカットが正解でした。
アフロカット
顔全体を丸く仕上げるカットです。
なぜなつき君はピーナッツカットよりもアフロカットが似合っている(ような気がする)のか。
それはマズル(鼻)の長さにありました。
愛犬なつき君はマズルが短いです。
人間で言うところの童顔ですねw
マズルの短さによってピーナッツカットの特徴である鼻部分のフワフワが表現しきれなかった感があります><
もちろんピーナッツカットも可愛かったんです。
でも、耳、顔の輪郭をくっきり分けてしまうピーナッツカットに何となく違和感があり、あるときアフロカットへ変更したところ、こっちの方が似合うと感じました。
ピーナッツカットからアフロカットへの完全移行は2カ月ほどかかりましたが、仕上げには大満足です。
ペット雑誌のモデル犬にしたいくらいw
(おそらくほぼ全ての飼い主さんは我が家の愛犬が世界一と思っているでしょうねw)
まとめ
いかがでしょうか。
ふわふわの毛質であるトイプードルはカットでも飼い主の心を癒してくれる存在です。
中にはパンツを履かせたようなカットやお尻の部分にかけてハートマークを施したりと、とてもチャーミングなカットをしている子も見かけます。
ということで、トイプードルのカットについてのお話でした♪
どんなカットにしても魅力が溢れるトイプードルですが、そのカットにより愛犬に対する愛情が一層深まるのでしたら、お互いにWin-Winの関係を築くことができますねw
ちなみに、なつき君の成長過程において色が黒からシルバーに変化した写真を掲載した記事のリンクを貼りました。
色の変化とカットの変遷もご覧いただけます♪
関連記事:トイプードルシルバーの色の変化